MONO　　 2.0〜4.5g

SP 78rpm 3.0〜5.0g

MONO　　　接合ダイヤ楕円針 0.4x0.7ミル

SP 78rpm　無垢ダイヤ丸針　3ミル

MONO　　　約500時間（目安）

SP　　　　　約700時間（目安）

標準 約 5Ω （出力約0.5mV）

high 約90Ω （出力約5.0mV）

 

■ 通常のユニバーサルアームに御使用出来ますが、カートリッジやシェルの重さの使用可能範囲をご確認下さい。

■ トランスを御使用の方は、標準タイプをお薦めします。

■ 標準タイプは、３〜１００Ωの全種のトランスでご使用出来ます。

■ highタイプは出力が高いので、ＭＭタイプと同様にトランス無しで使用する事が出来ます。

■ モノラル専用カートリッジは針先が上下に動く事はありませんので、推奨針圧が広くなっています。御使用のアームの針圧調整にて音を聴きながら、適当な針圧を推奨針圧以内で決めて下さい。

■ SP用の針圧は軽めですがトレース能力が高いので、少し反りのある盤でも針飛びせずきちんとトレースします。 反りがある場合は針圧を重めにして下さい。6gまで大丈夫です。ＳＰレコードの反りが激しい場合、最内周の動きでスピンドルにカートリッジが引き寄せられる事が有りますのでご注意下さい。
■ 楕円針になった事で、高域のトレース能力が向上しました。(2017年10月2日〜）

 

 

このカートリッジはモノラルレコードの溝を精密にトレースするMiyajima Labの特許構造を使った、Miyajima Labを代表するモノラル専用カートリッジです。モノラルレコードを今まで経験された事のないクリアな音質で再生する事が出来ます。また、殆どのプレーヤーで気軽に使用できるように軽量に作られています。特にジャズやクラシックのオリジナル盤にこだわりのある方にはお勧めです。

特許については、下記の【特許第338074号】モノーラルレコード専用ピックアップ をご覧ください。

 

 

【使用されている施設・店舗】

 

・CAFE&BAR 「神田Root Down」

・東京藝術大学／図書館

・復刻　ダイレクト・トランスファー・シリーズ　　　　　etc...

 

 

【評価記事】

 

・2023年米国議会図書館で1952年にバイノーラル録音で作られたエモリ―クックのレコードを、スピリッツ２個を使用し双頭のアームにて再生されました。国際的なメディアグループ「MIX」の記事になりました。

https://www.mixonline.com/events/library-of-congress-to-host-daylong-sound-and-recording-event

 

・Stereo Timesにてスピリッツを評価

http://v2.stereotimes.com/post/karmadon-viscous-damped-unipivot-tonearm-and-miyajima-laboratories-spirit-mono-phono-cartridge/

Miyajima Labの海外用のモノラル専用カートリッジ「KotetuMONO」がドイツのネットマガジンhifistatement.netにおいて、非常に大きな話題と評価を頂きました。全種のカートリッジ（海外向け）が紹介されています。「KotetuMONO」は日本の「スピリッツMONO」と構造の似たスピリッツの下位製品です。

 

・日本のオーディオ雑誌 菅球王国では何度も取上げて頂いています。掲載頂いた雑誌の詳細は ヒストリー をご参照下さい。 管球王国での初期の掲載はvol.87 2018年 WINTER 85ページ 『2018 冬の注目新製品試聴』等をはじめ、現在に至ります。

 

・オーディオ・ベーシックvol.27（184〜185ページ）に載った記事はこちら

 

Miyajima Laboratory : オーディオ製品開発製造の海外ブランド名です。世界40ヶ国以上に卸業者を持っています。

ジャズやクラシック、ロックなどの音楽の全盛期は1940年〜1960年代にあります。前半はモノラルレコードで後半はステレオレコードで残されています。しかし、1970年代以降は商業主義が強くなり、全メーカーの製品が音質の良いモノラルを捨て、広がりや立体感が出しやすいステレオ中心の拡売に終始したのです。モノラルカートリッジをなおざりにした事が、モノラルレコードは音が悪いというイメージを産み出しているのです。1945年〜1960年に非常に音の良いモノラルレコードが沢山録音されています。日本国内では生産された事のなかった本物のモノラル専用カートリッジで再生することにより、この時代の素晴らしい演奏をステレオレコードやCD以上の新鮮な音質で聴くことができ、もっと幅広い感動的な音楽やオーディオライフを楽しむ事ができます。

・針先が上下に動く必要が無いので上下には動かない。
・モノラル専用とはステレオ盤をかけることはできない意味で、ステレオには使用できないことを明記してある。
・モノラル盤をステレオカートリッジでかけた音と比較して、音質の差が大きく違い、全く違うカートリッジであることが分かる。

今までのモノラルカートリッジの中でモノラル盤を最適に再生するための構造は1949年に・・・氏によって考案されたものです。その構造を使用した海外の2社の製品がプロ用として世界に選ばれてきました。スピリッツやプレミアムはモノラルレコードの再生を更に良い音で聴けるようにするために、今までの世界で一流品として認められてきた・・・氏の特許を更に進化させました。縦軸方式を縦軸集中方式に変えることで、ゴムダンパーのねじれやコイルの上下運動を全くなくし、歪みを1/4に押さえると同時にトレース能力(トラッカビリティー)を上げることに成功しました。多くの方から絶賛のお言葉を頂いております。スピリッツには高出力タイプもあります。また、両者にSPレコード用としてSPタイプもあります。プレミアムは黒檀を削り出し、本体として使用したものです。